本セミナーでは、普段は高校生向けに実施している「蛍光インクを用いた食作用の観察」をテーマに、50分間で取り組める実験プログラムを紹介しました。参加者一人ひとりがアワヨトウの体液を蛍光インクに滴下し、実際に食作用が起こる様子を顕微鏡で観察しました。
また、シリンジを用いて蛍光インクをアワヨトウ体内に注入し、体液循環の様子を確認する実験や、解剖したアワヨトウにメチレンブルーを滴下して心臓の動きを観察する実験など、体験型の実習を中心とした複数の観察実験を行いました。盛りだくさんの内容に、参加者の皆さんは積極的に手を動かしながら、熱心に取り組まれていました。
本講座を通して、学校現場や研修の場でも活用できる実験手法や、生物の体の仕組みを実感的に学ぶ観察方法について理解を深めていただく機会となりました。今後もこのような実践的な研修を通して、理科教育の充実に貢献していきたいと考えています。
講義をされる中松教授