日本の生物教育の向上と発展を図ることを目的として日本生物教育学会第102回全国大会が熊本大学にて開催されました。当研究室からは松谷広志(M2)が口頭発表、卒業生の澤友美(津田学園小学校)がポスター発表を行い、生物学研究室に所属する学生においてワークショップを行いました。学会には現役で理科を指導している先生方が参加しており、多くの方々がワークショップに立ち寄っていただきました。ワークショップでは、高校の教科書に記載されている食作用の観察を、当研究室で飼育しているアワヨトウという蛾の幼虫を用いて行いました。私たちが開発した教材は簡単に実験・観察ができることから、現役の先生方から驚きの声と共に実際の授業で使用してみたいとの声があり、大変興味をもっていただきました。私たちは今回の学会を通して新たな発見と課題が見えました。そこで、今後も日本の生物教育を含む理科教育の向上と発展に貢献できるよう日々、研究に努めていきたいと思います。