活動一覧

2024年08月25~30日 第27回国際昆虫学会議(ICE)

秋篠宮ご夫妻ご臨席のもと開会セレモニーを皮切りに、8月25~30日の間、国立京都国際会館で「XXⅦ International Congress of Entomology (ICE 2024)」が開催されました。この学会は、昆虫学に関する世界で最も包括的かつ大規模な大会であり、世界中の昆虫学者が約4000人日本に集結する中、私たちも参加しました。本研究室から澤友美准教授、奥村雄暉非常勤講師、大学院2年生の二宮功至さん、伊勢市立小俣小学校の松谷広志教諭(卒業生)、伊勢市立城田小学校の田中美有講師(卒業生)の計5名が「Biological control」の分野でポスター発表を行いました。田中美有先生は,「Factors preventingCotesia ruficrus from parasitizingMythimna separata last-instar larvae」と題して発表を行い、優れた女性の発表者に贈られるPAWS賞を受賞しました。

澤友美准教授

奥村雄暉非常勤講師

大学院2年生の二宮功至さん

伊勢市立小俣小学校の松谷広志教諭

伊勢市立城田小学校の田中美有講師

2025年01月16日

2024年10月12~14日 アジア生物教育協議会第29回隔年会議(AABE)

10月12~14日の間、愛媛大学でアジア生物教育協議会第29回隔年会議(AABE)が開催されました。本研究室から澤友美准教授が口頭発表、奥村雄暉非常勤講師、大学院2年生の二宮功至さん、伊勢市立小俣小学校の松谷広志教諭(卒業生)、三重ジュニアドクター育成塾受講生で伊勢市立厚生中学校2年生の小林碧さんがポスター発表を行いました。以下の方々は、優れた発表者に贈られる「Best Presentation賞」を受賞しました。

澤友美 「The practice of visiting lessons of observation and experiment using insects for elementary school life environmental studies by university students」

奥村雄暉 「Observation of phagocytosis by lepidopteran larvae hemocytes using fluorescent ink as a foreign substance」

松谷広志 「Development of observation and experiment teaching materials for sixth grade elementary school science class
-Observation and experiment of the material cycle in an ecosystem using LEGO blocks as molecular models-」

小林碧 タイトル「Oviposition behavior and ovarian development of “tong-tonging” Cotesia kariyaifemale adults that do not oviposit」

また、本研究室が開発した昆虫を用いた教材をワークショップにて紹介しました。ワークショップには、中松豊教授と学部4、3年生計7名が参加し、アワヨトウや寄生蜂、カメムシなどの昆虫を用いた教材を参加者に体験してもらいました。アジア諸国の研究者や教員が多く訪れ、教材の作成方法や出前授業の実施方法について、活発に意見交換しました。

澤友美准教授

奥村雄暉非常勤講師

大学院2年生の二宮功至さん

伊勢市立小俣小学校の松谷広志教諭

三重ジュニアドクター育成塾受講生で伊勢市立厚生中学校2年生の小林碧さん

ワークショップで教材を紹介する左から学部3年生の岡田寛汰さん、学部4年生の古川拓城さん、見並大輝さん


2024年10月01日

2024年04月06日 未来共創フォーラム

 2024年4月5日、昨日の未来共創フォーラムから引き続き、大野照文先生、ステファンブッチ先生が私たちの研究室にもお越しくださいました!私たちが日々飼育している昆虫の紹介や、出前授業で行っている内容を英語で紹介しました。普段使い慣れていない英語で、文化や研究の専門分野が異なる方にも伝わるように説明するとあって学生みな緊張の面持ちで臨みましたが非常に刺激的な時間を過ごすことができました。
 今回のような海外の方とつながる機会を大切にして、今後も様々な活動に取り組んでいきたいです。

2024年04月06日

2024年03月28日~31日 日本昆虫学会第84回大会・第68回応用動物昆虫学会合同大会に参加

 3月28日(木)~31日(日)の4日間、仙台国際センターで開催された「日本昆虫学会第84回大会・第68回応用動物昆虫学会合同大会」に参加しました!
本大会では様々な発表がある中で、皇學館大学から奥村雄暉(非常勤講師)・澤友美 (助教授)が口頭発表、田中美有(大学院特別研究生)がポスター発表を行いました。また、他大学の教授や学生、各研究所の方々と互いの研究について交流することで、新たな知見を得られ、自他の研究内容を深化できるなど、有意義な時間を過ごすことができました。
 今後も、他大学や研究所との繋がりを大切に、日々研究に精進していきたいと思います。

2024年04月01日

2022年11月7日 出前講座(伊勢市立東大淀小学校)

 

 

東大淀小学校の3年生に「昆虫の体のつくりと成長・発育について」という題で出前講座を行いました。授業内では、アワヨトウに産卵するカリヤサムライコマユバチの観察やアワヨトウの解剖実験等を行い、児童はたいへん熱心に取り組んでくれました。今後も児童が終始興味・関心を持って取り組めるような教材開発、授業づくりを目指していきたいと思います。

2022年11月07日

2022年10月21日 皇學館大学教育学部2年生(幼児教育コース)対象の出前授業

 

 

2022年10月21日に皇學館大学教育学部(幼児教育コース)の大学2年生を対象とした環境(指導法)において清水京子先生に協力していただき出前授業を実施しました。
出前授業では「クモとふれあおう!」をテーマに、身の回りにいるクモやそのクモの糸の特徴について学習しました。実際にエサを食べるクモの観察やクモを探しに構内探索を行いました。
授業開始時には、クモに対して抵抗感が強い学生が多く見られましたが、クモの特徴について知るにつれて表情が変わっていき、最後にはアシダカグモやジョロウグモなどのクモに触れることができる学生も多くいました。
今回の授業を通して大学生は、クモについての正しい知識を身に着け、実際のクモに触れる経験をしたことで、恐怖心をなくすことができたと思います。この経験を将来、子どもたちの保育に活かしてほしいと思います。

2022年10月21日

2022年10月17日 出前講座(伊勢市立早修小学校)

 

2022年10月17日に早修小学校の1、2年生を対象に「昆虫と自然観察について学ぼう」というテーマで出前講座を行いました。
授業では、作成した『昆虫カード』や『すみかマップ』を用いて昆虫のすみかと食べ物の関係について学習しました。また、アワヨトウの幼虫を観察し、なにを、どのようにして食べているかを考えさせました。授業時には、身を乗り出して活動に参加したり昆虫を観察したりする児童の姿があり、大変うれしく思いました。
また、教員を目指す大学生にとっては、児童との関わり方や授業の進行方法など様々な課題を見つけることができました。招待していただいた早修小学校様、ありがとうございました。

2022年10月17日

2022年10月4日 観察・実験研修会

 

2022年10月5日に皇學館大学で理科部会(三重・教育・幼小中高・教員&教員を目指すもの)の小・中・高校の先生方と食作用の観察・実験について研修会を行いました。
講師は、皇學館大学の澤助教が務めました。
研修会では、澤先生からヒトと昆虫の共通する免疫システムである食作用について説明していただいた後、先生方にアワヨトウと異物として墨粒および蛍光インクを用いて血球による食作用の観察・実験をしてもらいました。
参加した先生方は非常に興味を持って、顕微鏡を覗かれていました。
また、大学生も一緒に研修を受けながら、現場教員の先生方と交流を深めました。
今後、先生方が教育現場にて今回の教材を利用して生徒に実験・観察させてくれることを楽しみにしております。

2022年10月04日

2020年8月31日 出前講座(津田学園小学校)

2020年8月31日に津田学園小学校で1年生を対象とした出前授業を行いました。今回は、「昆虫と自然観察について」という内容で授業をし、児童にはたいへん積極的に質問や挙手をしていただきました。学生にとっても良い刺激になりました。事前準備の大切さや学外で活動するときの留意点だけでなく、教員を目指す者にとって、現場でしか経験できないことを多く経験させていただきました。児童へどのように働きかけを行うか、コミュニケーションをとるかなど、多くの課題を見つけることができました。

招待していただいた津田学園小学校様、ありがとうございました。
2020年09月18日

2019年2月17日 第8回皇学館大学教育学部研究集会を開催

皇學館大学では、”地域の教育―地域の特色のある理科教育―”をテーマとした第8回皇學館大学教育学部研究集会を開催しました。本研究集会は生物学研究室の卒業生や地域の教育関係者、市役所関係者などが参加し、三重県の理科教育を盛り上げる事を目標に各所属部署での取り組みを発表し合い、情報交換や交流の場として親しまれてきた会です。今年度は昨年度より参加者が増え、三重大学教育学部の教授や三重県内外の高等学校、中学校、小学校、幼稚園、保育所の職員、伊勢市教育委員会、伊勢市環境部、科学実験教室の講師など、多くの教育関係者の参加が見られました。また今年度からは、中学生や高校生も参加してくれました。本研究集会を通して、様々な研究分野を発表していただき、地域の理科教育の現状を把握し、視野を広げることができました。今後、教員を目指す中で発表された方々の活動を参考にしていきたいと思いました。

2019年02月17日

2019年1月13.14日 日本生物教育学会第103回全国大会に参加

愛知教育大学で開催された日本生物教育学会第103回全国大会に参加しました。
当研究室からは奥村雄暉(M1)・澤友美(M1)が口頭発表を行いました。また、生物学ゼミではワークショップも行いました。
高校や大学の先生方とお話をさせて頂き、貴重なご意見を頂きました。特に、ワークショップで扱った本研究室で開発した昆虫を用いた食作用の観察をできる教材は、先生方に大盛況でした。多くの方々から「ぜひ使ってみたい!」との声を頂きました。また、先生方に実際に観察してもらい意見を頂く中で、新たな課題も見つかりました。
今後もより良い教材の開発を目指し、努力していきたいと思います。

2019年01月14日

2018年12月1日.2日 アジア生物学教育協議会(AABE)第27回隔年会議inタイ・バンコクに初参加

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生物学教育の向上と発展を目的としてアジアの国々が所属しているアジア生物教育学協議会(AABE)が主催する隔年会議が今年はタイのバンコクで開催されました。本会議には日本をはじめ、タイ、シンガポール、インド、中国が参加し、口頭発表、ポスター発表が行われました。当研究室からは奥村雄暉(M1)・秦美咲(M1)・澤友美(M1)がポスター発表、卒業生の松谷広志が口頭発表を行い、学部生は川端あづさ(B3)、林大登(B3)が参加しました。
初めての国際発表で皆緊張をしていましたが、特訓してきた英語を駆使して丁寧に発表を行いました。日本での教育実践に興味を示す海外の参加者が多く、皇學館大学のポスターの前には参加者が絶え間なく訪れていました。
また、ポスター発表の表彰では澤友美が「Excellent Poster Presentation」を受賞しました。当研究室では初の受賞となり大変光栄でした。初めて国際会議に参加し、アジア各国の教育の最先端の発表を通して大変刺激を受けて帰国しました。今後の日本の生物教育の発展に寄与するよう、日々の研究に精進していきたいと思います。

2018年12月01日

2018年3月25日~27日 第62回 日本応用動物昆虫学会大会参加

2018年3月25日(日)~27日(火)に鹿児島市城山及び鹿児島大学群元キャンパスにて第62回日本応用動物昆虫学会が開催されました。本大会に皇學館大学からは、生物学研究室所属の学生3名、卒業生3名、教員1名が参加しました。25日に城山観光ホテルで開催された懇親会に参加し、他大学農学部の学生や大学教授、各研究所の方々と交流させていただきました。その際に、昆虫学に関する研究内容についてご助言していただいたり、理科教育に関して尽力されている方と討論を行ったりと有意義な時間を過ごしました。26.27日には口頭発表やポスター発表に参加させていただきました。他大学や研究所の方の農業害虫に対する防除についての研究発表を聞き、互いに意見を交わして見聞を広げることができました。普段生物学研究室では、理系の大学や研究所と交流する機会はとても少ないです。そこで本大会は昆虫学に関する情報を得ることのできる貴重な機会となりました。今後も、他大学や研究所と繋がりを持てるよう研究発表に尽力していこうと思います。

2018年03月28日

2018年1月6.7日 第102回 日本生物教育学会全国大会参加

日本の生物教育の向上と発展を図ることを目的として日本生物教育学会第102回全国大会が熊本大学にて開催されました。当研究室からは松谷広志(M2)が口頭発表、卒業生の澤友美(津田学園小学校)がポスター発表を行い、生物学研究室に所属する学生においてワークショップを行いました。学会には現役で理科を指導している先生方が参加しており、多くの方々がワークショップに立ち寄っていただきました。ワークショップでは、高校の教科書に記載されている食作用の観察を、当研究室で飼育しているアワヨトウという蛾の幼虫を用いて行いました。私たちが開発した教材は簡単に実験・観察ができることから、現役の先生方から驚きの声と共に実際の授業で使用してみたいとの声があり、大変興味をもっていただきました。私たちは今回の学会を通して新たな発見と課題が見えました。そこで、今後も日本の生物教育を含む理科教育の向上と発展に貢献できるよう日々、研究に努めていきたいと思います。

2018年03月21日

2018年2月25日 第7回 皇學館大学教育学部研究集会開催

2018年2月25日に皇學館大学で第7回皇學館大学教育学部研究集会を開催しました。これまでの研究集会は、主に生物学研究室の現役生による卒業論文の発表や卒業生による教育現場での実践についての発表を行ってきました。今年度からは、これまでの発表に加えて、伊勢市環境課の方の理科教育の現状についての内容や、伊勢市教育研究所の方のICT教育の実践についての内容など様々な方に発表をしていただきました。
今回の研究集会を通し、私たちは多くの教育関係者からの視点を取り入れることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。今後はこの場で学んだことを生かし、理科教育の発展に貢献していきたいと思います。

2018年03月21日